1953-11-04 第17回国会 参議院 通商産業委員会 第3号
こういう悪いことだけを御説明を聞いたのですが、そういうことで事業団が折角法律に基いてできても、事業団しての実績がちつとも挙らない、挙らないだけでなくて、法律がなければまだいいんだが、法律があることによつて鉱害の賠償、損害の補償についての社会性が非常に問題になつて険悪になる、弊害こそあれこの法律があつても得はないという結論に私は到達せざるを得ないと思う。
こういう悪いことだけを御説明を聞いたのですが、そういうことで事業団が折角法律に基いてできても、事業団しての実績がちつとも挙らない、挙らないだけでなくて、法律がなければまだいいんだが、法律があることによつて鉱害の賠償、損害の補償についての社会性が非常に問題になつて険悪になる、弊害こそあれこの法律があつても得はないという結論に私は到達せざるを得ないと思う。
そこで講和條約をやつてからでもいいのではないかというのですが、講和條約前においても、もうすでに日本は貿易をやつており、その貿易が非常に必要になつているときですから、東南アジア方面におけるところの対日感情の険悪な地域等に対して、政府あるいは議会等が代表者を選び、そして国民的外交使節としてそれらの地域に出かけて行つて、険悪な対日感情の緩和、融和、和解、了解をはかる。